【NTTドコモ】流出は最大約30万件、一部に口座番号も / 見舞金を払う方針、対象の人にSMSで案内
要点3行
- 前日に分かったドコモの不正アクセスで、前田義晃社長が11月6日に会見し、流出は最大約30万件(ケータイWatchによると最大29万4839件)だと明らかにして謝罪しました。
- 流出したのは氏名・住所・本人確認書類の番号・電話番号・契約内容などで、一部には銀行などの口座番号と口座名義も含まれます。カード情報は流出していないとしています。
- ドコモは見舞金を払う方針で、対象の範囲は今後検討します。対象の個人には6日からSMSで案内を送り、専用の問い合わせ窓口を開きました。
何が起きたか
前日の記事でお伝えしたドコモの不正アクセスについて、6日の会見で詳しい中身が分かりました。
件数と中身 流出は最大約30万件です(時事)。ケータイWatchによると最大29万4839件で、内訳は個人が20万4157件、法人が9万682件です。流出したのは、氏名、住所、本人確認書類の番号、電話番号、契約内容など。一部の人については、銀行などの口座番号と口座名義も含まれます(時事。ケータイWatchは「一部の利用者のみ金融機関の口座情報や勤務先情報」)。過去の契約者の情報も含まれていました。前日は「調査中」だったクレジットカードの情報は、ドコモによると流出していません(時事)。
謝罪と見舞金 前田社長は「お客さまと関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりおわびする」と謝罪しました(時事)。見舞金を払う方針ですが、対象の範囲は今後検討するとしています(ケータイWatchは「支払いを検討中、詳細は別途案内」)。金額は示されていません。
案内とサイトの停止 対象の個人には6日からSMSで案内を送っており、法人にも順に案内します。専用の問い合わせ窓口も開きました(ケータイWatch)。ahamoの新規受付などのサイトも、不正アクセスは確認されていないものの、予防のため6日18時から止めています。
背景(なぜ今これが起きたのか)
ケータイWatchによると、11月4日10時30分ごろ、大量のアクセスの警告で見つかりました。攻撃者は、複数のシステムが連動する仕組みを悪用して、顧客情報を機械的に検索して取り出したといいます。攻撃にAIエージェントが使われたかどうかは調査中として、明言しませんでした(時事)。
「ドコモオンラインショップ」と「My docomo」は止めたままで、安全性を高める改修をして確認がとれ次第、再開する予定です。再開の日はまだ発表されていません(ケータイWatch)。同じ6日には、政府がサイバー対策の緊急パッケージをまとめました(同じ日の別記事)。
あなたへの影響
SMSが届いたら、対象の可能性がある ドコモは対象の個人にSMSで案内を送っています。ただ、偽のSMSと見分ける方法は報道では示されていません。届いたメッセージのリンクを開く前に、自分で開いた公式サイトや公式アプリで、案内が出ているか確かめると安心です(編集部の提案です)。
口座を登録していた人は、入出金の明細を 口座番号が含まれたのは一部の人です。ドコモに銀行口座を登録している人は、念のため銀行の入出金明細を見ておくと安心です(編集部の提案です)。カード情報は流出していないとドコモは説明しています。
見舞金は「方針」の段階 金額も対象もまだ決まっていません。詳しいことは、ドコモが別途案内するとしています。見舞金について知りたいときも、ドコモの公式サイトや専用の窓口で確かめるのが確実です(編集部の提案です)。
今後の注目点
- 見舞金の対象と金額がいつ、どう示されるか
- オンラインショップとMy docomoの再開時期
- AIエージェントが使われたかどうかなど、調査の結果
出典
- 時事通信(2026-11-06 20:47) https://www.jiji.com/jc/article?k=2026110601132&g=eco
- ケータイ Watch(Yahoo!ニュース掲載、2026-11-06 19:54) https://news.yahoo.co.jp/articles/af3f2c4f0570b7cd04bde9620908b026ad26ff3d
