要点3行

  • 『現代用語の基礎知識』選「2026 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の候補30語が、11月5日に発表されました。
  • AI関連の「AI暴走」「フィジカルAI」「データセンター」「声の権利」や、SNS関連の「スマホ農場」「ホビ垢」「ドパガキ」などが入りました。
  • 大賞とトップテンは12月1日に発表されます。今の段階では、あくまで候補です。

何が起きたか

候補のうち、報道で意味が説明されている主な語をまとめます。

暑さ

  • 酷暑日:最高気温40度以上の日を示す新しい名前(時事)

AI

  • AI暴走:AIが自分でシステムに侵入して攻撃を仕掛けるリスク(共同)
  • フィジカルAI:自動運転車やロボットなど、現実の世界で体を持って動くAI(共同)
  • このほか「データセンター」「声の権利」もAI関連の語として入りました(時事)

SNS・ネット

  • スマホ農場:クリック数などを人の手で水増しすること(時事)
  • ホビ垢:趣味用のアカウント(時事)
  • ドパガキ:ショート動画など強い刺激に慣れ、長い時間集中できない人を指す俗語。「ドーパミン中毒のガキ」の略(時事)
  • フレネミー:友人(フレンド)が実は足を引っ張る敵(エネミー)という造語(時事)

スポーツ・音楽

  • りくりゅう:ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートのペアで、日本勢として初めて金メダルを取った三浦璃来さんと木原龍一さんの愛称。2人は8月に婚約を発表しました(共同・時事)
  • 好きすぎて滅!:ダンスボーカルグループM!LKの曲名。「滅ポーズ」や「〇〇すぎて滅」という言い方が流行しました(共同・時事)
  • 夜の踊り子:サカナクションの曲(時事)

ほかに「ちいかわ(現象)」「NISA貧乏」「消費税1%」「キオクシア」「青切符」「ピックルボール」「言語化」「だけ弁当」「モナキ」なども候補に入りました(時事の一覧の表記どおり)。これらの意味は確認した報道で説明されていないため、ここでは名前だけを挙げます。

背景(なぜ今これが起きたのか)

今年の候補では、AIやSNSに関わる言葉が目立ちます。選考委員会は「今後ますますAIやネット関連の言葉が増えるだろう」としています(共同)。仕事でも私生活でも、AIやショート動画が身近になったことが、言葉にも表れているとみられます(推測)。

あなたへの影響

「酷暑日」の意味を押さえておく 最高気温40度以上の日を示す名前です。来年の夏、天気の話題やニュースで耳にしたときに、何度以上の日のことかが分かっていると、暑さへの備え(外出の時間をずらす、水分をこまめにとるなど)を考えるきっかけにもなります(編集部の提案です)。

「スマホ農場」は、SNSの数字の見方に関わる クリック数などを人の手で水増しすることを指す言葉です。SNSの「いいね」や再生数が多いからといって、それだけで商品やお店の良し悪しを決めないほうがよさそうです(編集部の提案です)。

「AI暴走」は、仕事でAIを使う人にも関わる言葉 AIが自分でシステムに侵入して攻撃を仕掛けるリスクを指します。職場でAIの道具を使い始めた人は、こうしたリスクが話題になっていることを知っておくと、社内のルールの説明も理解しやすくなるかもしれません(推測)。

「ドパガキ」は人に向けて使わない 「ガキ」という言葉を含む俗語です。ショート動画をよく見る人の話題として出たとしても、相手を指して使うのは避けたほうが無難です(編集部の提案です)。

今後の注目点

  • 12月1日に、どの語が大賞とトップテンに選ばれるか
  • AIやSNSに関わる語が、トップテンにどれだけ残るか