要点3行

  • ユニクロは27日、11月10日から予定していた「50色ソックス」の値上げ(1点290円→390円、税込)を中止すると発表しました。
  • 販売をやめるとしていたまとめ買い(4点990円・3点990円)も続けます。
  • 取りやめたのは靴下だけです。ジャケットなどほかの商品は、予定どおり値上げされます。

何が起きたか

ユニクロは16日、2026年秋冬商品全体で平均約4%値上げすると発表していました。その中に、定番の「50色ソックス」を1点290円から390円(いずれも税込)に上げることと、「50色ソックスまとめ買い」(4点990円)と「ソックスまとめ買い」(3点990円)の販売をやめることが入っていました。

27日、同社はこのうち靴下の値上げを中止し、まとめ買いも続けると発表しました。同社は、靴下は「生活必需品の象徴的な商品」でもあるため、さらに検討した結果だと説明しています(時事通信・朝日新聞)。親会社ファーストリテイリングの広報は、案内したあとの変更で混乱を招いたことを謝罪しました。告知でも、掲示した直後の変更で客に迷惑をかけるとして、おわびしています。

一方、「感動ジャケット」(6990円→7990円)など、靴下以外の商品の値上げは、引き続き11月10日の予定として告知に載っています。

背景(なぜ今これが起きたのか)

16日の値上げの理由として、ユニクロは原材料費や物流費の上昇と円安の影響を挙げていました。海外から買う材料や商品は、円安になると円で払う額が増えるため、値段に響きやすくなります。

今回、靴下だけを取りやめた理由について、同社の説明(生活必需品の象徴的な商品であること)より詳しいことは、出典では明らかにされていません。値上げの発表から11日での見直しで、毎日使う身近な商品だからこそ、値段を据え置く判断をしたとみられます。

あなたへの影響

靴下は、今の値段のまま 50色ソックスは1足290円のままで、まとめ買いを使えば3足または4足を990円で買えます。もし予定どおり値上げされ、まとめ買いもなくなっていたら、50色ソックスを4足そろえるのに単品の390円で1560円かかり、今のまとめ買い(990円)より570円高くなる計算でした(単純計算)。仕事用の靴下を毎シーズン買い替える人には、小さくない差です。

冬物の買い物は、11月10日をはさんで値段が変わる 靴下以外は予定どおり値上げです。たとえば感動ジャケットは1000円上がります。冬のアウターや仕事着を買う予定がある人は、欲しい商品がいつからいくらになるのかを、ユニクロの告知で先に確かめておくと、買う時期を決めやすくなります。

今後の注目点

  • 靴下以外の商品の値上げが、予定どおり11月10日に行われるか
  • 原材料費・物流費の上昇や円安が続くなか、身近な日用品の値段がどう動くか